マリナーズ岩隈久志投手(32)が8回を3安打無四球5奪三振無失点に抑える快投を見せたが、勝敗はつかなかった。
リズミカルな投球でホ軍打線を寄せ付けなかった。3回まで毎回1安打ずつを許したが、4回から8回終了で降板するまでは毎回3者凡退。3回3アウト目から打者16人連続凡退で、アウトの山を築き上げた。ホ軍打線は打者の左右にかかわらず、決め球フォークボールに悪戦苦闘した。
5月26日レンジャーズ戦の2回に失点して以来、21回2/3を連続無失点。防御率は1・94となった。
試合は0-0のまま延長戦に突入。14回にホ軍が5点を奪ったが、直後にマ軍がシーガーの満塁弾などで再び同点に追いついた。結局、マ軍は延長16回、5時間42分の死闘の末に5-7で敗れた。
岩隈は「一発を気を付けなければいけないと思ったんで、低めに丁寧に、外低めを中心に攻められた。こういうゲームに勝てればよかったですけど、負けてしまったんで、仕切り直していければいいんじゃないかと思います」と疲れた表情を浮かべた。
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