米大リーグ機構(MLB)のドラフト会議第1日が6日行われ、ヤンキースが2巡目(全体66位)でカリフォルニア州のランチョ・バーナード高の加藤豪将(カトウ・ゴウスケ)二塁手(18)を指名した。右投げ左打ちの加藤は今季33試合に出場して、打率・355(110打数39安打)、11本塁打、31打点の成績を残している。
MLBのドラフト会議で、日本人選手の指名は過去にもあった。2002年には、ロッキーズがウエスタン短大の坂本充外野手を24巡目(全体711位)で指名した。
09年には、駒大苫小牧で田中将大投手(現楽天)と同級生で夏の甲子園優勝メンバーでもあるデザート短大の鷲谷修也外野手を、ナショナルズが14巡目(全体412位)で指名した。また18巡目(全体534位)ではパドレスが現ロッテで当時ノーザン・アイオワ大の藤谷周平投手を指名している(入団せず)。
日本のプロ野球を経ずにMLB球団と契約し、メジャー昇格した選手にはマック鈴木、多田野数人、田沢純一がいる。だがMLBのドラフト会議で指名を受けた選手で、メジャー昇格を果たした選手はまだいない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130607-00000047-dal-spo
動画
1メートル89、82キロ、右投げ左打ちで、主に二塁を守る俊足巧打の大型内野手。両親とともに幼少期に渡米してリトルリーグから米国でプレーを続けた。アマチュアスカウト担当のデーモン・オッペンハイマー副社長は「足が速くて守備もうまく、打撃ではパワーもある。2巡目で指名出来て興奮している」との談話を出した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130607-00001219-yom-base
ヤンキースファンのコメント紹介
MLBファンのあるアメリカ人男性が、2010年にプロ野球観戦目的で日本を旅した際のブログ記事をご紹介します。
ご本人はニューヨーク・メッツのファンで、スコアブックをつけながら米国中をMLB観戦旅行している方です。
日本では埼玉、東京、名古屋、大阪、兵庫、仙台で観戦されたのですが、長くなってしまうので球場ごとに記事をまとめてご紹介します。
シリーズ■MLBファンの米国人、日本プロ野球観戦の旅に出る【その1 西武ドーム】■MLBファンの米国人、日本プロ野球観戦の旅に出る【その2 神宮球場】■MLBファンの米国人、日本プロ野球観戦の旅に出る【その3 名古屋ドーム】■MLBファンの米国人、日本プロ野球観戦の旅に出る【その4 京都観光】■MLBファンの米国人、日本プロ野球観戦の旅に出る【その5 京セラドーム大阪】■MLBファンの米国人、日本プロ野球観戦の旅に出る【その6 甲子園球場】■MLBファンの米国人、日本プロ野球観戦の旅に出る【その7 東京ドーム】■MLBファンの米国人、日本プロ野球観戦の旅に出る【その8 Kスタ宮城】■MLBファンの米国人、日本の読者に感謝する【海外ブログ記事紹介】■MLBファンの米国人、MLB観戦の旅に出る【フェンウェイパーク ボストン】■MLBファンの米国人、日本プロ野球観戦の旅に出る【QVCマリンフィールド・9】■MLBファンの米国人、日本プロ野球観戦の旅に出る【明治神宮球場再訪・10】■MLBファンの米国人、日本プロ野球観戦の旅に出る【福岡ヤフードーム・11】■MLBファンの米国人、京都を旅する【京都寺院めぐり・12】■MLBファンの米国人、日本プロ野球観戦の旅に出る【横浜スタジアム・13】■MLBファンの米国人、日本プロ野球観戦の旅に出る【札幌ドーム・14】
2010年 6月30日 日本 西宮
■甲子園球場 中日ドラゴンズVS阪神タイガーズ
この日は朝食の前にバスタブに浸かろうと考えた。
ホテルには奇妙なバスソルトが置いてあり、お湯に入れると不健康そうな緑色に変色した。
私は体がカーミットカエル※のようになってしまわないがどうかをテストした後入浴する。
※参考セサミストリートのカエル

BGMを流しながら温かい湯につかると、すっかり長湯をしてしまった。
ナイターまでの時間を潰すためしばらく大阪を歩くことにする。
私が戦術的失策を起こしてしまったのはこのときだ。

千日前道具屋筋商店街を見廻ったあと、大阪は食べ物が有名だと聞いていたので市内で最高とされるうどん店に足を運ぶ。しかしそこはその日定休日であったので、私は日本の伝統的パンケーキ(okonomiyaki)を食べることに決めた。店内ではグリルの前に座りシェフに豚肉のパンケーキを注文する。しかし私が最初の一口を口に運ぼうとしたその時、同じグリルでエビのパンケーキが調理されているのを目撃してしまう。私は即座に口からそれを出し、シェフに対して決して不味いから食べられないのではなく、命の危険を感じたからだと説明した。
私はエビアレルギーなのだ。
一ヶ月も日本に滞在したとしたら、生きては帰れないであろうとその時悟った。
死線をくぐり抜けた私は次に大阪城へと向かった。

チケット券売機を利用する際、私は1万円札しか持ち合わせていなかったため両替をしようとすると、係員は少し不思議そうな顔で「大丈夫だ」と言う。
驚くなかれ、機械からはコインと同時にお札のお釣りが出てきたのだ。
みなさん、これが未来だ。
大阪城から市街を望む。
