これまでMLBファンのあるアメリカ人男性が日本をプロ野球観戦目的で旅した際のブログ記事をご紹介してきましたが、今回はその方がボストンレッドソックスの本拠地・フェンウェイパークを訪れた際のブログ記事をご紹介します。
シリーズ■MLBファンの米国人、日本プロ野球観戦の旅に出る【その1 西武ドーム】■MLBファンの米国人、日本プロ野球観戦の旅に出る【その2 神宮球場】■MLBファンの米国人、日本プロ野球観戦の旅に出る【その3 名古屋ドーム】■MLBファンの米国人、日本プロ野球観戦の旅に出る【その4 京都観光】■MLBファンの米国人、日本プロ野球観戦の旅に出る【その5 京セラドーム大阪】■MLBファンの米国人、日本プロ野球観戦の旅に出る【その6 甲子園球場】■MLBファンの米国人、日本プロ野球観戦の旅に出る【その7 東京ドーム】■MLBファンの米国人、日本プロ野球観戦の旅に出る【その8 Kスタ宮城】■MLBファンの米国人、日本の読者に感謝する【海外ブログ記事紹介】■MLBファンの米国人、MLB観戦の旅に出る【フェンウェイパーク ボストン】■MLBファンの米国人、日本プロ野球観戦の旅に出る【QVCマリンフィールド・9】■MLBファンの米国人、日本プロ野球観戦の旅に出る【明治神宮球場再訪・10】■MLBファンの米国人、日本プロ野球観戦の旅に出る【福岡ヤフードーム・11】■MLBファンの米国人、京都を旅する【京都寺院めぐり・12】■MLBファンの米国人、日本プロ野球観戦の旅に出る【横浜スタジアム・13】■MLBファンの米国人、日本プロ野球観戦の旅に出る【札幌ドーム・14】■MLBファンの米国人、日本プロ野球観戦の旅に出る【原爆ドーム、広島・15】■まずはその前にフェンウェイパークについて簡単に紹介します。

この球場の大きな特徴は
メジャー最古の球場であること、
変則的なフィールドの形、そして
熱狂的なレッドソックスファンです。
・メジャー最古の球場1912年に開業したこの球場は、現在MLBで使われているなかで最も古い球場です。
収容人数も37,000人と、MLBの球場としては狭い球場です。
また設計も古いため、客席では上層席の柱が視界を邪魔することも。

内野のそこそこの値段の席でも、こんな感じでベースが見えなかったりします。
しかしまた、その古さゆえに非常に愛されている球場でもあります。
ボストンではこの球場が街のシンボルのようになっています。
・変則的なフィールドの形フェンウェイパークを俯瞰した図です。

かなり左右非対称で、特にレフトは極端に狭くなっています。
これはレフト側のすぐ後ろに道路が通っているためで、この狭さ問題を解決するために作られたのがあの有名なレフトフェンス、通称グリーンモンスターです。

高さ11.3メートルの巨大なレフトフェンスです。
・熱狂的なレッドソックスファンそしてある意味一番の特徴が、ここを本拠地にしているレッドソックスのファンです。
レッドソックスファンは非常に熱狂的なことで知られており、日本でいう阪神ファンのような存在です。
彼らは、スター軍団であり金満体質なヤンキースを強くライバル視しています。
レッドソックスはボストン市民にとても人気があり、2003年5月15日から2013年4月11日までなんと10年間もチケットが完売し続けたという記録を持っています。
またMLBでは7回表の終了時にストレッチタイムというものがあり、皆で立ち上がって「TAKE ME OUT TO THE BALLGAME」(「わたしを野球に連れてって」)という歌を歌います。
この歌は日本の球場でも流れたりしますね。
これに加えて、レッドソックスはMLBの球団には珍しく応援歌(のような物)が存在します。
ニール・ダイアモンドの「Sweet Caroline」という歌を8回表終了時に歌います。
スタジアムDJがこの曲を流して人気が出たのが始まりだそうですが、試合展開によってはここが一番の盛り上がりどころになったりもします。
というわけで、フェンウェイパークとはこのような球場です。
ではMLBファンの男性の訪問記を写真を中心にご紹介します。