
米大リーグ、ヤンキースの黒田博樹投手(38)は20日(日本時間21日)、敵地ボストンでのレッドソックス戦に先発登板。粘りの投球を見せて7回2失点で今季9勝目(6敗)を挙げた。イチロー外野手(39)は「2番・右翼」で先発出場し、5打数無安打だった。チームは5-2で勝利し、連敗を3で止めた。
黒田は序盤は快調に打ち取っていった。1点リードの五回に二死二、三塁の場面で暴投、あわや同点かと思われたが素早く本塁のカバーに入り三走をアウトにした。4点リードの七回にゴームズの中犠飛と自らの暴投で2点を失ったが、7回5安打2失点で先発の役目を果たした。
イチローは一回の第1打席は三直併殺、三回の第2打席は捕ゴロ、五回の第3打席は二ゴロ、七回の第4打席は二ゴロ、九回の第5打席は遊飛だった。5打数無安打で打率は・278に下がった。
ヤ軍は五回にガードナーの中前適時打で1点を先制。七回にクルーズ、カノ、オーバーベイの適時打で3点を追加。2点差に迫られた九回には、カノの中犠飛で1点を加え突き放した。