
◇ア・リーグ レンジャーズ6―2エンゼルス(2013年9月29日 アーリントン)
レンジャーズのダルビッシュ有投手は29日、レギュラーシーズン最終戦となるエンゼルス戦に先発。5回2/3を投げ、4安打8三振2失点だった。
勝敗は付かなかったが、ダルビッシュは試合をつくり勝利に貢献。この日勝ったレイズと勝率、勝敗数とも並んでいるレンジャーズは、ワイルドカードでのプレーオフ進出をかけて、30日(日本時間10月1日)にアーリントンでレイズと対戦する。
同点の6回、レンジャーズは2死一、二塁でソトの適時二塁打で再度リードを奪うと、7回にはキンスラーの左前適時打、8回にもベルトレ、ソトがそれぞれソロ本塁打を放ち、リードを広げた。これをダルビッシュ以下、5投手をつぎ込んで逃げ切った。
ダルビッシュは初回、エ軍・トラウトの中越えソロで先制点を許したものの、5回まで毎回の8奪三振を記録。6回も併殺でピンチを乗り切ったかに見えたが、安打と四球で走者をためたところで降板。2番手のコッツが4番ハミルトンに同点となる左前適時打を打たれ、今季14勝目は消えたが、絶対に負けられない試合で5回まで毎回三振を奪い、その投球内容は十分評価に値するものだった。
▼ダルビッシュの話 4月の試合だと思って、何も変わらず(に投げた)。ベストを尽くすことだけを考えていた。勝ったので良かった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130929-00000125-spnannex-base