
ワールドシリーズ第1戦(7回戦制)が、ア・リーグ覇者のレッドソックスの本拠地・ボストンで行われ、レ軍がナ・リーグ覇者のカージナルスに8-1で勝利した。レ軍の田沢純一投手(27)は7点リードの八回二死から2番手で登板し、打者一人を見逃し三振に抑えた。クローザーの上原浩治投手(38)の出番はなかった。
田沢がホームの大声援を受けながら、マウンドに向かった。7点リードの八回二死無走者でワールドシリーズに初登板すると、ジェイに対し、初球151キロの真っすぐを投げ込んだ。これがファウルとなると、2球目は122キロの変化球で、これまたファウルで2球で追い込んだ。
3球目も151キロ速球でファウルとされ、2球ボールが続いてカウント2-2から、最後は151キロの低めの真っすぐで見逃し三振に仕留めた。大舞台でも、危なげない堂々としたピッチングを披露した。
6年ぶり8度目の世界一を目指すレ軍は、一回一死満塁から、ナポリの左中間二塁打で3点を先制すると、二回にもペドロイアの左前適時打とオルティスの右犠飛で2点を追加。序盤に今季19勝でリーグ最多勝のカ軍のエース右腕、ウェインライトを攻略した。
レ軍は七回にも、主砲オルティスが右中間に2ランを放ち、八回にもボガーツの左犠飛で追加点を奪い快勝した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131024-00000529-sanspo-base