
米大リーグのワールドシリーズ(7回戦制)は30日(日本時間31日)、ボストンのフェンウェイ・パークで第6戦を行い、3勝2敗で優勝に王手をかけていたレッドソックス(ア・リーグ)が6-1でカージナルス(ナ・リーグ)を下して、6年ぶり8度目の世界一に輝いた。田沢純一投手(27)は七回二死満塁のピンチで登板し、無失点で切り抜ける好救援。抑えの上原浩治投手(38)は九回を3者凡退で締め、歓喜の瞬間をマウンド上で迎えた。
レ軍先発のラッキーは六回まで無失点投球。七回に1点を返され、さらに二死満塁とピンチを広げた場面で2番手・田沢にスイッチした。
田沢は4番・クレイグを打席に迎えると、2球目の外角直球で一ゴロ。一塁手ナポリがボールを前にこぼしたが、田沢はしっかりと一塁ベースカバーに入り、トスを受けて3アウト。3者残塁として、追加点を阻止した。
八回を3番手・ワークマンが3人で仕留めると、九回は守護神・上原が大歓声を背中に浴びてマウンドへ。気合の入ったピッチングで3人の打者を左飛、左飛、空振り三振に抑え、見事に胴上げ投手となった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131031-00000529-sanspo-base
■田澤が満塁を抑える好リリーフ■上原が試合を締める