
プロ野球の楽天は25日、田中将大投手(25)に、今オフでの大リーグ移籍を認めることを伝えた。仙台市の球団事務所で立花陽三球団社長が田中投手と会談し、日米間で締結された新たなポスティングシステム(入札制度)を使っての移籍を容認する考えを示した。
約40分の会談を終えた田中投手は「容認していただいて、球団に感謝の気持ちでいっぱいです。ひとまず、一歩進んだ」と話した。立花社長は会談後の会見で「彼は大きな男になるし、今年は主役になると言って主役になった。東北の誇りをもってメジャーで大暴れしてほしい」と話した。
新制度が正式合意に達した17日、田中投手は「新たなステージで挑戦したい」と大リーグ移籍の意思を表明。楽天は新制度が不明確だとして、判断を保留していた。立花社長が三木谷浩史球団オーナーら球団幹部と議論を重ね、容認する方針を固めた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131225-00000022-asahi-spo