
ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手は現地28日、敵地でのボストン・レッドソックス戦に先発登板。9回7安打、1四球、8三振、2失点と力投するも、今季3敗目(11勝)を喫した。ヤンキースは1対2で敗れている。
田中は3回、デービッド・ロス捕手にソロアーチを浴びて先制点を許すも、その裏に味方が1点を返して同点に。その後は8回までレッドソックスに追加点を許さない見事なピッチングを披露したが、1対1のまま迎えた9回2死走者なしの場面でマイク・ナポリ一塁手に痛恨の勝ち越しソロを被弾。その裏、ヤンキース打線がレッドソックスの守護神・上原浩治投手の前に三者凡退し、田中はメジャー初の2連敗となった。
なお、イチロー外野手は、9回1死走者なしの場面で代打として出場。上原の前にセンターライナーに倒れ、1打数無安打だった。
一方、レッドソックスは、エース左腕ジョン・レスター投手が8回5安打、3四死球、6三振、1失点(自責点は0)で今季9勝目(7敗)をマーク。1回を無安打、無四球、2三振で無失点に抑えた上原は、今季17セーブ目を挙げた。