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    NPB


    バレンティン選手のここまでの道のりをメジャー目線で見た記事の紹介です。



    ■記事要約

    ・ホセ・バティスタ、デビット・オルティス、ジェイソン・ワークス、クリス・デイビス、ブランドン・モス
     彼らは二十代後半に飛躍的に成長し「注目を浴びる」ようになった遅咲きの選手達だ。

     東京ヤクルトスワローズのウラジミール・バレンティンは29歳で彼らと同じグループに属している。
     だが彼には異文化のねじれが存在している。
     自分を見つけるために5,000マイルもの旅をしたのだ。

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    ・日本の野球ファンから"ココ"という愛称で呼ばれるバレンティンはタフィー・ローズ、アレックス・カブレラ
     そして55本ホームランの象徴的人物である王貞治を越え、日本の年間HR記録を達成した。

     この記録的一打は2000年にシアトルのスカウトがキュラソー出身の16歳のバレンティンと契約したところから始まる。
     バレンティンはシアトルとシンシナティで計511打席15本のHRを放った。
     だが2010年にレッズと契約する頃には、彼の希望の光りには陰りが見えていた。
     4A打者と呼ばれマイナーとメジャーの狭間をさまよう選手が、世界の反対側でどうやってスーパースターとなるのか。
     バレンティンの場合は、根気、新鮮な才能そして時間とが完璧に合わさったのだ。


    ・日本でホームラン王の見出しを飾るしばらく前、バレンティンはマリナーズで高い評価を受けていた。
     2008年の『ベースボール・アメリカ』誌ではマリナーズの期待の若手として5位の評価を得た。
     2007年にはマイナーのオールスターに出場、「キュラソー・クラッシャー」という愛称もついた。
     コーチからは30本30盗塁を残し、スピードとパワーを兼ね備えた選手になると期待されていた。

     バレンティンは野球を愛する良い少年ではあったが、若手に期待される情熱や熱意を持っていなかった。
     「彼はとにかく楽しんでいた。たとえスタメンでなくてもOKという感じだったんだ。試合に出さなくても一緒さ。」
     コーチのブラウンは言う。
     「何も問題がなかったとは言えないけどね。若くして違う国の組織で育てられるわけだから。
      彼が21か22歳の時、ボールを打ち上げたあと1塁を狙わなかったことに対して数試合使わなかったこともある。
      これは単に成長過程の学習プロセスだった。
      今の彼を見て満足しているよ。」

     バレンティンはスイングをボールに上手く当て、そのパワーを活かすことに挑戦してきた。
     以前の彼は変化球に弱く、それを多投する投手相手には弱点となっていた。


    ・元シアトルGM、現シンシナティのビル・バベシはバレンティンをトレードでレッズへと連れてきた。
     2009年に彼が空席のレフトスタンドへ放った150m弾は彼の才能を証明するものだった。
     
     実況は「1.5本分のホームランだ」「あの席が初めて凹んだ」と発言した。

     2年間レッズ傘下で過ごした彼は、アーロン・ガイエルの代わりを探していたスワローズのため日本へ旅立つ事になる。
     ベバシ氏は言う「私にとってはもう遅すぎる選手だったんだ。
     所属した2つのチームどころか30のチームが彼の適正に気づかなかった。
     彼の成し遂げたことは驚嘆に値するよ。」


    ・バレンティンの54号ホームランは広島カープのエース前田健太による目線の高さの速球だった。
     
     彼がホームラン記録に並ぶと、雷のような拍手と花束が送られた。
     
     そして今彼はローズ、カブレラ、バース、松井秀喜、そして神聖なる王でさえ成し得なかった場所にいる。
     日本プロ野球が今年ボールを変更したことでさえ、この功績を曇らせるものではない。


    ・バレンティンはこれからどこへ向かうのだろうか。
     おそらく彼は残りの野球人生のホームをすでに見つけている。
     だがもしかすると、1990年にデトロイト・タイガースで多くのHRを放った一塁手と同じ道をたどるかもしれない。
     「誰にもわからないことだが。」バベシ氏は言う。
     「我々は第二のセシル・フィルダーを手にするかもしれない。」
     
    ※阪神からデトロイトに移籍後MLBで活躍


    ■記事コメント

    ・その調子でがんばれココ。
     あなたは我々キュラソー島民の誇りです。
     神のご加護を。



    ・いくつかのチームが2014年のために彼を狙う必要がある。
     メッツ、ホワイトソックス、カブス、マリナーズ、オリオールズ、パドレス。



    ・日本のリーグはMLBほど良くないってことを認めよう。


       ・誰がそんなこと言った?


       ・みんなそれは知ってるよ。


       ・アムリカ!!!!!!!!ナンバー1 
       
    ※(MURICA):非教養な層が言う「アメリカ」の発音を皮肉ったもの



    ・この記事から言えるのは、バリーボンズが日本に行けば250本以上のHRが打てるってことだな。


       ・愚かだな。


       ・完璧にありえないよ。



    ・なぜ彼をスーパースターといえるの?
     彼はMLBで通用せず、劣ったリーグで才能を開花させたところだ。
     (日本リーグの競争力と才能を軽視したいわけじゃない)
     スーパースターというならイチローや松井がその価値を証明したように、彼もここへ来てそれをすべき。



       ・アメリカ野球の才能を軽視するわけじゃないが、
        イチローの成績はアメリカに来てからのほうが伸びているんだよ。
        向こうにいるときよりも多くのヒットを打っているんだ。
        コーチの問題かもしれないが、彼はここでのほうが良いというのは統計的な事実。



       ・記事を読んだかい?
        彼は日本のスーパースターだと書いてある。
        MLBファンのあなたには違うかもしれないが、
        NPBファンにとって彼は偉大であり、間違いなくスターだ。


    ・関連記事
     日本でHR記録を更新したバレンティン、故郷で大パレード!歌も作られる!


    http://espn.go.com/mlb/story/_/id/9670292/wladimir-balentien-journey-superstardom-japan


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